「イベント告知文」は、参加者にイベントの内容を知ってもらうための肝となります。
せっかく企画したイベントの価値をしっかりと届けるためには、どんなことに気をつけたら良いでしょうか?
今回は、イベントの価値を適切に伝える告知文を書く上での4つのポイントについて解説します。
目次
どんな人に来てほしいかを明記する
まずは今回のイベントのターゲットが誰かを考えましょう。
例えば、起業に興味がある人なのか、大企業の人事で採用に課題を持っているのかなどによって、ターゲットによって響く言葉が変わってきます。
具体的な属性ではなく「〜に興味がある人」などでも構いませんので、言語化して書き出してみましょう。
<箇条書きも活用>
より分かりやすくターゲットを示すためには、シンプルな箇条書きでの表記もおすすめです。
例)▼こんな方におすすめです!
・イベントを計画されている方
・イベントを主催されている方
・イベント集客にお困りの方
読み手の潜在的な課題を意識させる
その次に読み手自身が持つ潜在的な課題に気づけるような文章を書きましょう。
上記で設定したターゲットがどんな課題感を持っているか、例えば起業に興味がある」、「英語でのプレゼンスキルをアップしたい」など、漠然した興味を持っていながらも、課題として意識して解決に取り組んでいる人は少ないでしょう。
また、必ずしも自分の課題を具体的な言葉で理解しているわけではありません。
潜在的な課題を告知文の中で言語化することで、参加者は自身の課題を明確に理解できるようになります。
例)「会社勤めだけれど、いつかは自分の会社を持ってみたい」
「年末調整の手間が大変で、効率化したい」
「他の会社ではDX化していると聞くけれど、実際にどの程度楽になっているの?」
イベントの全体的価値を簡潔に書く
次に、イベントの価値を示しましょう。
大切なことは、なるべく簡潔に表現することです。参加者の課題の解決となる内容を、短く簡潔に書いてみましょう。
簡単な一文が参加者の心にすっと入らないイベント内容は、集客が難しいです。より多くの人にイベントページを見てもらえるように、価値を簡潔に表現する練習をしてみてください。
例)このイベントでは、まだ具体的には起業のイメージが持てていない人に対して、明日からすぐに準備できる5つのポイントを伝授します。
そのイベントならではを伝える
最後に、”そのイベントならでは”の価値を伝えましょう。
似たようなテーマのイベントは数多く開催されています。自分たちのイベントに参加してもらうためには、ユニークなポイントを書く必要があります。
イベントの企画でこだわった点や、参加者のために考え抜いた点を伝えてみてください。その文章が、イベントページを見た参加者の心を掴むでしょう。もし、数字で表現できるようなことがあればページ内に記載しましょう。
例)10名限定のアットホームなイベントの特性を生かし、年間100人以上の起業志望者のサポートに携わっている弊社代表が、お一人おひとりに合った次への一歩をその場でご提案させていただきます。
以上のポイントを参考に、みなさんが工夫を重ねて作り上げた企画をぜひ効果的に伝えてみてください。