”港区立みなと科学館”様のPeatix活用ポイントまとめ
- 地域を限定することなく、オンラインイベントの開催を広く告知
- チケットを販売しない告知のみのイベントにも活用
グループ名:港区立みなと科学館
イベント概要
形態:オンラインイベント、会場開催イベント
規模:数十名程度
頻度:1〜2か月に1回
目的:イベント集客、申し込み管理
利用機能:告知機能、フォロー機能
港区立みなと科学館は、2020年6月に「まちと共に人々の成長を支える科学館」をコンセプトとして掲げ、東京都港区虎ノ門にオープンした科学館です。
子どもから大人まで、すべての人に科学を身近な存在として感じてもらいたいという願いの下、体験型の常設展示や最新鋭のプラネタリウムなどを提供しています。
科学館でのイベント企画や地域との連携に関わっているのが、渉外広報チームの仙海さんと眞木さんです。今回は、様々なテーマで開催されている科学イベントの詳しい内容や、Peatixを導入してみての感想などについて、お二人にお話をうかがいました。
仙海 章隆さん(左)・眞木 まどかさん(右)
楽しみながら学べる、まちの科学館
みなと科学館は、日本で最初の文部省認可小学校である旧港区立鞆絵(ともえ)小学校の跡地に誕生しました。
科学に関する新たな情報の発信拠点かつ多くの人が様々な形で交流できる場として、区が協定を締結している気象庁や自然科学研究機構などと連携を深めています。
800万個の星を映し出す光学投影機と4Kデジタル全天周映像システムを組み合わせたプラネタリウムホールは、開館以来大きな注目を集めています。
また、学校の授業では実施が難しい理科実験や、楽しく学べる実験・工作のワークショップを展開する実験室なども完備しています。
最新の研究をしている研究者を招いた本格的な科学イベント
週末には様々なイベントも開催されていますが、中でも人気なのが「とらのもん宇宙塾」です。
天文学普及プロジェクト「天プラ」代表である高梨直紘さんをファシリテーターとして迎え、宇宙にまつわる多彩なテーマで企画されているこのイベントは、これまでに9回開催されている人気シリーズとなっています。
2022年6月、東京大学助教の播金優一先生を迎えて「宇宙初期の銀河をみる」をテーマに開催されたイベントは、ちょうど播金先生が最遠方銀河の候補天体の発見に携わった直後のタイミングでもあったため、大盛況となりました。
「ファシリテーターである高梨さんとお話しながら、みなさんに楽しんでいただけるイベントを企画しています。とらのもん宇宙塾は本格的な講演内容のため、宇宙に興味のある大人の方も参加されています。
みなと科学館は気象庁と同施設にあることからイベント企画においても連携しており、過去には”地球温暖化”をテーマとしたコラボレーション講座なども開催しました」
「とらのもん宇宙塾」の様子
集客プラットフォームとして心強いPeatix
常時様々なイベントを開催しているみなと科学館ですが、開館当時はコロナ禍真っ只中。
このような状況下でオンライン配信イベントの告知方法を模索していた時、すでに集客プラットフォームとして確立されているPeatixを利用しようという流れになったとのこと。
「みなと科学館は港区民限定の施設ではありません。区外在住の方にも来館していただけることは、我々としても歓迎しています。Peatixならばオンラインイベントページを作成すると、地域を限定することなく、多くの方々に告知することができます。また、イベント作成ページも感覚的に使えるので、あっという間に案内が完成できます」
普段、会場参加用チケットはPeatixを使わずに科学館の専用予約サイトなどから、オンライン視聴用チケットのみPeatixから申し込めるようにしています。
ただし、Peatixを管理ツールとしてだけでなく告知ツールとしても有効活用するため、先日急遽開催が決まったイベントでは、初めてPeatixに告知のみの掲載を行いました。
「直前に開催が決まったイベントであったため、正直ちゃんと集客できるか不安でした。しかし、過去のイベント参加をきっかけにグループのフォロワーになってくれている人も多かったため、結果予定していた全席が数日で埋まった時にはほっとしましたね」
関連ヘルプ:フォロワーへイベントのお知らせメールは送信されますか?
チケットなし(告知のみ)のイベントページを作成できますか?
過去開催されたイベントのイベントページ
フォロワー機能を活用したコミュニティづくりへ
みなと科学館では、科学と技術をテーマに人々の交流と地域の活性化が進むことを目指しています。現在Peatixのグループページ上に約1,300人のフォロワーを抱えていますが、今後はこのフォロワー機能を活用したコミュニティづくりを考えているとのこと。
「これからはフォロワーの多様化を図りながらコミュニティづくりを強化していきたいですね。プラネタリウム関連イベント以外にも、防災科学など実験室で行うイベントのコミュニティも発展させていきたいと思っています。
また、コミュニティを盛り上げるためには、どんな人たちがイベントに参加しているか事前に把握することも大切であると感じています。今はまだ活用できていないのですが、Peatixにはチケット申し込み時に参加者へ自由に質問できるアンケートフォーム機能もあるようなので、これらも活用しながら、よりよいイベント企画を続けていきたいです」
関連ヘルプ:フォーム機能で参加者から必要な情報を取得する
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