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地方自治体から求められるイベントの価値とは Peatix主催者座談会「From 地方 to 東京」レポート

公開日:2023/07/25

最終更新:2023/07/26

コロナ禍を通じてイベントのあり方は大きく変わり、その運営について試行錯誤されている方も多いでしょう。

世の中の”交流”に対する考え方が変化する中、今後イベントの役割はどうなっていくのでしょうか。

この問いを深めるため、Peatix Universityでは、普段Peatixを活用しているイベント主催者が集まって語り合う”座談会”をオンラインで開催しました。

今回のテーマは「From 地方 to 東京」ということで、地方の魅力を見出し、それを首都圏に向けて発信する活動に携わる3名の主催者に集まっていただきました。

これまで行ってきた個別のインタビューとは異なり、三者それぞれの言葉によって生まれた対話からは、Peatixの使い方だけに留まらず、イベント企画に対する考え方や、人と人、そして地域と地域のつながりを育むためのヒントを学ぶことができました。

 

目次

 

 

登壇者紹介

和やかな雰囲気でスタートした今回の座談会。まずはそれぞれの地域で特色ある活動に励んでいる3名の主催者に自己紹介していただきました。

 

<株式会社 リトルクリエイティブセンター:今尾 真也(いまお まさや)さん>

Peatixグループ名:岐阜ホール

岐阜県出身の同級生3人で立ち上げたデザイン会社の代表取締役。岐阜と東京を拠点に、岐阜県内の行政機関や企業および団体のデザイン制作、ディレクション業務を中心に行う。現在は岐阜県から委託を受け、岐阜の「THE GIHTS SHOP」というアンテナショップ、民間で東京の「岐阜トーキョー(旧名 岐阜ホール)」を運営。ものづくりが盛んな岐阜の地場産品を全国に発信しながら、様々なイベントも主催している。

今尾様プロフィール写真

 

<株式会社 マガジンハウス コロカル編集部:山尾 信一(やまお しんいち)さん>

Peatixグループ名:新潟※(コメジルシ)プロジェクト

日本の“ローカル”をテーマとするWebマガジン「コロカル」のプロデューサー・ディレクター。ローカルこそが最先端というコンセプトの下、日本各地の様々な情報を集めたメディアを運営中。編集部として蓄積してきたノウハウやネットワークを生かしながら、各地方自治体のオウンドメディアの立ち上げにも貢献。今回は現在携わっている、首都圏に向けて新潟県の魅力を発信する「新潟のつかいかた」と、新潟県民に地元の魅力を見つめ直して発信してもらう「新潟※(コメジルシ)プロジェクト」のサイト運営についてうかがう。

山尾様プロフィール写真

 

<一般社団法人 ドット道東:野澤 一盛(のざわ かずしげ)さん>

Peatixグループ名:ドット道東

北海道東部、人口91万人の道東地区に、フリーランスのクリエイター仲間が集まって立ち上げた一般社団法人の専務理事・ディレクター。パートナーとして多くの協力者を携えながら、プロジェクト単位で様々なクリエイティブ業務に関わっている。ガイドブック「.doto」の製作から始まり、現在は道東で働く情報と人材のマッチングを目的とした情報発信メディア「#道東ではたらく」の運用ほか、幅広く事業を展開している。

野澤様プロフィール写真

 

Peatixの活用方法

皆さんに活動概要を共有してもらったところで、これまで様々なイベントを企画してきた中、Peatixを使い始めたきっかけや、どのようにPeatixを活用されてきたのかうかがってみました。

今尾:最初はイベントをやるなら、ある程度大きな規模でなければならないというイメージを持っていました。しかし、イベントページ作成が簡単なPeatixと出会い、岐阜ホールのような20人程度が入ればいっぱいになる小さな場所で、小規模なイベントからやってみようと思えたのは良かったです。自治体からは、半年に1回くらいの頻度で大きなイベントをやりたいという要望も多いのですが、小規模なイベントを繰り返せば、集客効果としては同じくらいになりますよね。また、紙のチラシを作ってもそこまで多くの人には配れませんが、Peatixなら検索結果一覧ページに反映され、広く告知できるのも魅力です」

東京・上野にあった、イベントスペースを構えた岐阜のアンテナショップ。現在は銀座に移転し、「岐阜トーキョー」に名称変更。

関連ヘルプ:グループ/イベントを作成する(会場で実施するイベント)

 

野澤:「元々ユーザーとしてPeatixを使っていたので、自分でイベントを開催するならPeatixだなと思って使い始めました。Peatixでイベントを作成すれば、ウェブ上にとても見やすいイベントページが完成し、URLも簡単に共有できるので、告知しやすく集客に役立ちます。また、イベント開催前ギリギリまで申し込み受付ができて、リアルタイムに参加者情報を確認できるのも便利ですね」

関連ヘルプ:イベント参加者を管理する

参加者管理ページ

参加者管理ページでは、チケットの申し込み状況がリアルタイムで確認できる

 

山尾:「私も野澤さんと同じく、イベントをやるならPeatixというイメージを持っていました。実際にリアルな場で開催するイベントでPeatixを使わせてもらいました。事例でお伝えするイベントは無料参加のものですが、事前決済などの機能が早い段階から導入されていたので、どんなイベントでも活用できそうですね。また、イベントでは、個人情報の取得は事前に目的の提示や同意取得など気をつけるべきポイントが多いですが、Peatixならそれらに対応したフォーム機能も整っているので、非常に便利ですよね」

関連ヘルプ:フォーム機能で参加者から必要な情報を取得する

 

行政から選ばれる理由や強み

今回お話をうかがった皆さんは、ともに自治体と連携して活動されているという特徴があります。そこで、行政から選ばれる理由や、本人たちが考える強みなどについて語っていただきました。

山尾:「コロカルは、編集部が地域との関わりで培ったネットワークや、地方自治体オウンドメディアによる情報発信の実績やノウハウが評価されています。また、外部の視点から地域の魅力を発掘する手法は、ユニークなポイントとして支持されていますね。地元の方々にとっては当たり前なことでも、外から見るととても魅力的なことは多くあります。その視点を加えて魅力を再発見できるメディアをつくっています。この活動により、地元の方同士が自分たちの地域の魅力を発信しあうことで、地域における横のつながりの創出にも役立っていると思います」

「新潟※(コメジルシ)プロジェクト」のワークショップ例

「新潟※(コメジルシ)プロジェクト」のワークショップ例

 

今尾:「私たちは東京でのイベント開催やアンテナショップの運営も行っているので、東京で得られたリアルな情報を岐阜に伝えることは重宝されていますね。岐阜から東京は、新幹線ならそこまで時間はかからないのに、心理的距離がかなり遠い気がします。岐阜の方々は、東京への情報発信の仕方や東京に住む人たちの感覚をなかなか掴みにくい。私たちはそういった面での支援を担っていますね」

「岐阜ホール」にて開催された小規模イベント

「岐阜ホール」にて開催された小規模イベント

 

野澤:「大学生を始めとした、若い世代への発信力があることは大きいと思いますし、どんな依頼でもやりきることや、それぞれの分野に長けた人材を連れてくることができるのは強みですね。また、時には依頼された内容を覆してでも、最適な方法ををゼロベースで考えて提案する姿勢も評価されているのではないでしょうか。この人たちならやってくれるといった信頼を、これからも大切にしていきたいです」

長期インターンシップ事例

長期インターンシップの実施などもサポートしている

 

今後のイベント企画について

これまで様々なイベントを通じて地方と東京をつなげてきた皆さんですが、最後に今後どのような形でイベントを企画していきたいか、その展望についてお尋ねしました。

山尾:オウンドメディアを運営していく中で、イベント開催は必須ではありません。しかし、サイトへのアクセス数などのデータだけ切り取って報告しても、なかなか実際の人が動いているリアリティを実感してもらいにくいです。そのため、リアルなイベントの場は、人が集まって盛り上がっている様子を可視化できる機会として大切にしていきたいですね。また、コロナ禍を経てオンラインでの会話が一般的になり、地方の遠隔地同士でも気軽に話ができるようになったので、会場で開催するイベントと併せてオンラインでの交流も盛り上げていきたいです」

山尾様zoom写真

 

野澤:「私たちは求人メディアの運営において、単なる採用ではなく、地元の方々や道東に興味のある方との関係構築からスタートする形を大切にしています。関係づくりというポイントでは、やはり会場で開催するイベントでリアルに交流することで、より深い体験が生まれると思っています。また、採用だけでなく、定期的に道東地域内のつながりを作るためのイベントも開催しているので、こちらも続けていきたいですね。今は移住を推進する自治体と民間企業が協力して東京でイベントを行う企画なども進めているので、ぜひこちらも頑張っていきたいと思います」

野澤様zoom写真

 

今尾:「岐阜は以前からイベントの開催が活発なのですが、ようやくコロナが落ち着いてきたので、今年の夏は毎週のように会場で開催するイベントの予定が入っています。どれだけ小規模であっても、リアルで対面して新たなつながりが生まれるリアルイベントの効果はやはり大きいと感じています。オンラインでもオフラインでも、イベントの告知から開催当日まで、スムーズに進められるのは多彩な機能が揃っているPeatixのお蔭です。今後も上手く活用しながらイベントを企画していきたいですね」

今尾様zoom写真

 

編集後記

座談会は大盛況に終わり、参加された3名からは「あっという間の2時間だった」「色々と情報交換ができてとても勉強になった」という嬉しいお言葉をいただきました。

Peatixの活用方法としては、事前決済や参加者へのメッセージ配信などの機能面だけではなく、イベントの告知や集客といった、いち情報メディアとしても役立っているという側面をうかがえました。

また、それぞれ自分たちの強みを生かしながら地域に貢献し、イベント企画を通じて地方から東京へ積極的に情報発信を推進している姿はとても力強く、アイディア次第で様々な活動が行えることを実感しました。

世の中の情勢が少し落ち着いた今、それぞれの地方の魅力を発信するイベントが、今後もたくさん開催されることを期待していきたいです。

今回お話をうかがった皆さんのPeatixグループページも、ぜひフォローしてみてください!

 

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